知財授業報告書「学校法人四天王寺学園 四天王寺小学校」
関西会知財授業担当 冨田 光治
日 時 | 令和5年7月28日(金)10:20-11:05 |
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場 所 | 学校法人四天王寺学園 四天王寺小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(片手で持てるかな) |
対 象 | 4年生 2クラス 36名 |
講 師 | 冨田 光治、淡路 俊作 |
コメント |
四天王寺小学校は、近鉄南大阪線の藤井寺駅から、線路沿いを西へ3分程歩いたところにありました。聖徳太子が創建された四天王寺ゆかり小学校とのことで外から拝見すると立派な近代的校舎ですが、中に入ると木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気の学校でした。 今回は4年生2クラス36名の工作授業、工作室での授業でした。教室に入ると、工作に使用する紙コップ、紙皿、ストロー等が人数分全て工作台の上に既に綺麗に並べられており、先生方の気配りに感激しました。 授業は淡路弁理士がまず「弁理士って知ってる?」、「発明って何かわかる?」、「有名な発明家って?」と、児童の皆さんに問いかけると、次々と手が挙がっていろんな回答をしてくれました。みんなすごく積極的で、こちらが圧倒される程でした。 続いて今回作ってもらう「紙コップと紙皿を用いた発明品」のアイデアを皆さんに尋ねると、早速アイデアを次々と披露してくれる児童達、時間の関係もあって一旦アイデアの発表を止めて、工作を始めてもらいました。 すぐに紙コップと紙皿をセロテープでくっつける児童、じっと考えを練る児童、友達と相談する児童等様々で、途中で作品紹介をすると、みんな熱心に見入っていました。そして発明品ができた児童は次々と発表したいと挙手が続きました。一旦出来上がった後も更に改良したり、デザインをよくしてくれたりと、時間一杯まで工作を体験してくれ、「なんて積極的なんだ!」と思いながら、「ちょっとした工夫」の大切さを実感してくれたようで嬉しく思いました。 最後に淡路弁理士から大阪・関西万博の紹介があり、未来の発明についても大変興味を持ってくれた様子、将来の発明家達を見ているようでとても心強く感じながら授業を終わりました。 |
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発想力豊かな児童達と工作を行う講師