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知財授業報告書「学校法人玉田学園 神戸常盤女子高等学校」

関西会知財授業担当 立川 伸子

日  時 令和5年6月7日(水)10:55-12:30
場  所 学校法人玉田学園 神戸常盤女子高等学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業(ペーパータワー)
対  象 1年生 2クラス 49名
講  師 中村 忠則、立川 伸子
コメント  学校法人玉田学園 神戸常盤女子高等学校は、山陽電鉄神戸高速線 西代駅から坂道を15分程上った閑静な住宅地にありました。1年生の25名と24名が発明工作授業(ペーパータワー)に参加してくれました。
 まず初めに司会の中村弁理士が、知的財産や弁理士について丁寧に説明し、2年後に開催予定の大阪・関西万博の紹介も行いました(約10分)。続いて日本各地の様々なタワーと、ペーパータワー作成のルールを説明した後に、約20分の時間を設けて「作業開始!」。1グループ4~5名の各グループに分かれた生徒達は、それぞれのアイデアを出し合いながらタワーの作成を始めました。
 使用する材料はA4用紙40枚、はさみと接着テープのみで、作成したペーパータワーの高さを競うルールです。出来上がったペーパータワーの最上部に「カップヌードル」を置いて、10秒間その状態を保持できればクリアとなります。最初は静かに工作を始めた生徒達ですが、時間がせまった最後の「あと5分」「あと30秒」「5、4、3、2、1・・終了~!」のかけ声とともに大盛り上がりでした。
 学校側でカラフルな用紙を準備してくださったので、配色に工夫した綺麗なタワーも出来上がりました。2コマ目のクラスでは「デザイン賞もあります」と最初に説明したため、装飾的な要素を持つ素敵な構造のタワーを作成したグループもありました。
 最後に知的財産権の意義や弁理士の仕事を紹介して授業を終了しました。今回の授業を通して、特許(発明)や意匠(デザイン)、商標(ロゴやマーク)、さらには弁理士にも興味を持っていただけたと思います。



発想力豊かな児童達と工作を行う講師



※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。


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