知財授業報告書「舞鶴市立大浦小学校」
関西会知財授業担当 竹口 美穂
日 時 | 令和5年9月5日(火)14:00-14:45 |
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場 所 | 舞鶴市立大浦小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 5年生 1クラス 6名 |
講 師 | 竹口 美穂、山本 雅之 |
コメント |
舞鶴市立大浦小学校は、東舞鶴駅からバスで20分ほどの場所にありました。大変自然豊かな美しい場所にあり、知的財産特別授業を行った視聴覚室から海を見ることができました。同校の児童数は、全学年合わせても50名に満たないとのことです。今回、授業を行った5年生は6名であり、この6名に対して、「君も今日からエジソン」の知的財産特別授業を行いました。小規模の授業でしたので、児童とのコミュニケーションがとり易く、距離の近い授業が出来たように思います。 6名の児童達は、質問をすると積極的に挙手し、大変熱心に授業に参加してくれました。同校では、例えば地域の方や事業体と一緒にフードロスを減らすための施策を考える等、児童達が主体的に望んだ創造的な取り組みを多く行っており、5年生も1学期には発明について学ぶ授業を行ったとのことです。そういった理由からか、「弁理士」という職業こそ誰も知らなかったものの、発明や特許に対して興味があり、よく知っている印象を受けました。また、値段の高い正規品と、値段の安い海賊版とのどちらを購入しますか?と講師が質問をしたところ、正規品を購入するという回答の方が多く、発明者へのリスペクトがありモラルが高いと感じました。 同校の児童達は、今回の知的財産特別授業で紹介した発明品に目を輝かせて聞き入り、発明や発明者だけでなく、弁理士の理解も深めてくれたようでした。創造的で主体的に学ぶ教育を受けている児童達が、今後、世の中に新しい価値を生み出してくれるような予感がしました。 |
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興味津々の児童達に講義を行う講師