知財授業報告書「宇治市立北宇治中学校」
関西会知財授業担当 大濱 徹
日 時 | 令和5年10月3日(火)13:25-14:15 |
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場 所 | 宇治市立北宇治中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 中学知財授業(寸劇) |
対 象 | 3年生 5クラス 167名 |
講 師 | 渥美 元幸、森 俊也、大濱 徹 |
コメント |
近鉄小倉駅から徒歩で20分ほどのところにある宇治市立北宇治中学校で3年生全員を対象に知財授業としてスーツ用ハンガー「服の神」の寸劇を行いました。同校は、MLBでも活躍したオリックス・バファローズの平野佳寿投手の出身中学校ということで廊下にダイヤモンドバックス時代の写真とサインが展示してありました。 知財授業の会場は体育館を使い、寸劇をステージ下で行いながらスライドをステージ上のスクリーンに投影することとして知財授業を始めました。講師の自己紹介を行った後、進行役の渥美弁理士が弁理士という職業を知っているかを質問しましたが、残念ながら手は挙がりませんでした。 司会兼弁理士役を渥美弁理士、マネタ社長役を森弁理士、ユメノ社長役を大濱弁理士が担当して寸劇を進めました。発明品と模倣品のどちらを買うかという質問をすると、劇の序盤では安い模倣品と回答する生徒が圧倒的に多かったのですが、終盤には発明品を購入するという生徒が増えました。寸劇を通じて、特許で発明を保護することの必要性と、発明の保護と活用をどの様に弁理士がサポートするのかを理解してもらえたものと思います。 知財授業を終えた後の片づけをしている講師のところに来て、「服の神」の現物を興味深く観察する生徒、商標と特許の違いについて説明する生徒、弁理士について質問する生徒もおり、知的財産や弁理士について興味を持ってもらえたものと思います。今回授業を受けた生徒の中から知的財産に関わる仕事を選択する人が出ると良いなと思いました。 |
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興味津々の生徒達に講義を行う講師
※「服の神」は株式会社日乃本錠前の登録商標です。