知財授業報告書「木津川市立南加茂台小学校」
関西会知財授業担当 桝本 啓介
日 時 | 令和5年10月17日(火)14:50-15:35 |
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場 所 | 木津川市立南加茂台小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 5年生 1クラス 28名 |
講 師 | 渥美 元幸、桝本 啓介 |
コメント |
木津川市立南加茂台小学校で知的財産特別授業(寸劇)を行いました。同校はJRの加茂駅からバスで4駅ほどのバス停から5~10分ほど歩いたところにあり、閑静な住宅街の中にある学校です。 授業は体育館で行われたため、会場を広々と使用することができました。 授業の司会進行は渥美弁理士が行い、サポート及びエフ博士役を桝本弁理士が行いました。授業の内容は台本に基づいて進められ、発明や弁理士についての説明があった後、発明の具体的な例としてサラカップル、カタシャンボトル及び肩ブレラを用いて発明の過程を説明しました。その後は寸劇としてエフ博士が発明したサラカップルを、怪人Xによる真似からどうやって守るかについて演じました。寸劇の後は大阪・関西万博についての説明をし、質疑応答を経て授業を終了しました。 児童たちは非常に積極的で、渥美弁理士が質問をするたびにたくさんの声があがり、それぞれの発明に興味を持っている様子でした。また、怪人X役は小学校の先生が引き受けてくださり、過去2回既に経験されている先生であることもあって、素晴らしい熱演をしてくださりました。そのおかげで、場が非常に盛り上がりました。質疑応答では、特許権の期間についての質問が出るなど、児童からの特許の制度への興味も見受けられました。 全体を通じて、発明や弁理士に興味を持ってもらうという本授業の主目的は十分に達せられたのではないかという印象を受けました。ぜひ今後とも、同様の取り組みで知的財産の制度に貢献できたらと思います。 |
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興味津々の生徒達に講義を行う講師