知財授業報告書「西宮市立東山台小学校」
関西会知財授業担当 三方 英美
日 時 | 令和5年10月19日(木)14:35-15:20 |
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場 所 | 西宮市立東山台小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 6年生 2クラス 79名 |
講 師 | 宇治 美知子、三方 英美 |
コメント |
西宮市立東山台小学校は、JR宝塚線西宮名塩駅から歩いて約20分のところにありました。同校は西宮名塩ニュータウンの住宅地の中にありましたが、学校までの道の途中で、綺麗な山々の景色が見られ、とても環境のよいところであると思いました。今回は、「君も今日からエジソン」のコンテンツを、6年生2クラスに対して授業をさせていただきました。司会は宇治弁理士が担当しました。児童達は積極的に授業に参加してくれ、色々な質問に対して、多くの児童の手が上がりました。 弁理士を知っていますかと訊いたところ、4,5人の児童の手が挙がり、また、エジソンのこと、エジソンの発明品である蓄音機のことを、殆どの児童が知っていて、日頃から科学に関心をもっているのではないかと感じました。 生活の中のちょっとした不便を解決する発明品を紹介するところでは、シャンプーの不便を解決する工夫として、片手でシャンプーを出すにはどうしたらよいかを考えてもらったとき、「カタシャンボトル」と同じ仕組みを回答してくれた児童がいて、感心させられました。 寸劇では、最初、怪人Xの安い方のサラカップルを買いたいと思う児童が多かったですが、F博士は色々と試行錯誤して、発明を完成させ、品質のよい製品を作っているけれど、怪人Xは、そのアイデアを盗んで真似しただけであることを説明すると、F博士のサラカップルを買うとした児童が増え、発明者を尊重すべきであると理解してくれたように思いました。 また、ハサミの紹介のところでは、一人の児童に体験してもらったところ、発明品のハサミがとても切れやすいことを実感してもらえ、児童から驚きの声が上がりました。 最後に、大阪・関西万博の紹介をして、今回の知財授業を終えました。 今回の授業を通じて、弁理士のこと、発明や特許のことを児童達が理解してくれて、より興味をもってもらえたのではないかと思います。 |
興味津々の児童達に講義を行う講師