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知財授業報告書「高槻市立三箇牧小学校」

関西会知財授業担当 八木 まゆ

日  時 令和5年5月23日(火)10:45-11:30
場  所 高槻市立三箇牧小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生 2クラス 45名
講  師 八木 まゆ、立川 伸子
コメント  高槻市立三箇牧小学校を訪問しました。三箇牧小学校は、昨年度も知的財産特別授業をご依頼いただいており、先生が児童たちに知財を楽しく知る体験をして欲しい、と考えておられると感じました。児童たちが興味を向ける範囲を広げるきっかけになれたら、と久しぶりの知財授業に気が引き締まりました。
 司会役の立川弁理士から、「弁理士」という職業の紹介や、「発明」とはという説明を行ないました。「エジソン」が何を発明したのか、という問いかけに、「蓄音機」と答え「蓄音機」が何なのかを説明してくれた児童もいて感心しました。
 事前に先生から、大人しい子たちです、と伺っていたのですが、身近な課題を解決するための工夫に取り組んでもらう場面では、クラスメイト同士で「どうする?」と一生懸命取り組む姿を見せてくれました。「肩ブレラ」の商品を見せたタイミングでは、「あああ!なるほど!」と反応してくれたのが印象的でした。
 特許権侵害を説明する寸劇では、F博士を八木弁理士が担当し、怪人X役は先生に担当いただきました。最初は、先生演じる怪人Xに肩入れしていた児童たちも、「皆に役に立つ次の新しい発明を考えるのやめてしまおう」とF博士が言うと、「それは困る!」と知的財産権保護の重要性に気づいてくれたようでした。
 最後のクイズでは「カップヌードル」が日本人によって発明されたことについては知っていた児童たちですが、「乾電池」や「シャープペンシル」などは意外だったようで、驚きの声が上がっていました。
 立川弁理士からまとめとして、文房具の意匠や商標の話や大阪・関西万博のマークの話があると、児童たちが自分の筆箱から「登録商標」のマークを探し、近くにいた八木弁理士に確認してくれた姿は頼もしかったです。今回の知財授業をきっかけにして児童たちが将来、「弁理士」という職業について少しでも覚えておいてくれることを願いながら学校を後にしました。



興味津々の児童達に講義を行う講師



※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です


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