知財授業報告書「岸和田市立八木小学校」
関西会知財授業担当 飯田 淳也
日 時 | 令和6年1月18日(木)9:45-11:30 |
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場 所 | 岸和田市立八木小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(片手で持てるかな) |
対 象 | 5年生 2クラス 70名 |
講 師 | 松山 徳子、飯田 淳也 |
コメント |
岸和田市立八木小学校にて、発明工作授業を行いました。JR阪和線の久米田駅から歩いて10分程度の、住宅街の中に立地する小学校です。 導入パートでは、私たちが弁理士であること、弁理士が発明やデザインなどのアイデアを守る仕事をしていること、などの話をさせていただきました。カップヌードルの透明モデルを見てもらうと、初めて見る中身の構造に興味津々の様子でした。身近な商品を通じて、発明を身近に感じてもらうことができたと思います。 工作パートでは、飲み物が入ったコップとポップコーンが入ったお皿を片手で持てるように工夫する「片手で持てるかな」の工作に取り組んでいただきました。材料の紙コップと紙皿を配ると、児童たちはすぐに思い思いの工作に取り組んでくれました。時おり隣の子の様子を伺ったり、作ったものを見せ合ったりして、お互いに刺激を与えながら工作を進めている様子が伺えました。中には、考えたアイデアをうまく形にすることができなかった児童もいたようでしたが、それも発明の醍醐味、大事なプロセスだよ、とお伝えしました。 最後に、日本弁理士会が大阪・関西万博の共創パートナーであることや、万博が未来の暮らしを考えるきっかけになる一大イベントになること、などをお伝えしました。授業中に私たちがつけていた「ミャクミャク」のピンバッジに鋭く反応してくれた児童もおり、万博の機運の高まりを児童の皆さんと一緒に感じる場を持てたかな、と思います。 今回の授業を通じて、発明は案外身近にあるものだな、楽しいものだな、と感じてもらえていたら、嬉しく思います。 |
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興味津々の児童達に講義を行う講師