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知財授業報告書「守口市立さくら小学校」

関西会知財授業担当 行武 孝

日  時 令和5年12月14日(木)13:40-14:25
場  所 守口市立さくら小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 5年生 2クラス 75名
講  師 齊藤 整、行武 孝
コメント  守口市立さくら小学校を訪問し、知財授業を行ってまいりました。さくら小学校は京阪電鉄守口市駅の南に位置し、同駅から徒歩10分の場所にあります。2021年4月に開校した新校舎の横には交番があり、日本一安心安全な小学校と称されているようです。
 今回は5年生2クラス75名の児童に対して5時限目に45分の寸劇授業を行いました。司会進行を齊藤弁理士、博士役を行武弁理士が担当し、怪人Xを同校の教諭にお願い致しました。新校舎のホールは非常に近代的であり、1、2階を吹き抜け状に開放した構造で、階段状に設置された児童席からはプロジェクタの投影画面も見やすく、全ての児童が画面に集中していました。
 冒頭に特許権について質問すると、聞いたことがあるという児童が数名おり、また、過去の発明家についての質問にも多くの児童が積極的に発言してくれました。更に、サラカップルや肩ブレラにも非常に強い興味を示してくれました。
 寸劇が始まると、怪人Xがエフ博士の発明を盗む場面など、教諭の迫真の演技もあり、児童全員が食い入るように注目する様子が印象的でした。
 クイズタイムでは、全ての児童が積極的に笑顔で参加し、正解が発表されると正解者に大きな拍手が送られ、同校の素晴らしい雰囲気を感じることができました。
 授業の最後に、教諭が特許権、弁理士についての質問を促すと、多くの児童が手をあげてくれました。日本で特許を取得しても海外で販売されるとどうなるのか、特許権の取得までにどのくらいのお金がかかるのか、弁理士は裁判に参加するのかなど、非常にレベルの高い質問が多く、児童の興味を強く感じました。
 今回の授業で多くの児童が見せてくれた、新しい世界を積極的に吸収しようとする姿勢をこれからも伸ばして欲しいと強く感じました。


興味津々の児童達に講義を行う講師


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