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知財授業報告書「東近江市立市原小学校」

関西会知財授業担当 岸本 忠昭

日  時 令和5年12月14日(木)10:45-11:30
場  所 東近江市立市原小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生 18名
講  師 岸本 忠昭、中山 聡
コメント  今回は、鈴鹿山脈の麓の東近江市立市原小学校に行ってきました。学校の周囲にはのどかな里山風景が広がっており、児童達がのびのびと育っているように感じました。
 知財授業(寸劇)では、児童達に考えてもらうことを最優先しました。エジソンの後の身近な発明では、2~3人の児童に前に出てきてもらい、「サラカップル」、「カタシャンボトル」及び「肩ブレラ」についていろいろと考えてアイデアを出してもらいました。このときに、児童達にじっくり考えてもらったため、授業の後半が少し駆け足になってしまいました。「切れやすいハサミ」「プニョプニョピン」などを児童達に実際に体験してもらえなかったのは、少し残念でした。
 寸劇では、エフ博士のサラカップルと怪人Xの安いもののどちらを買うという問いに対して、過去の授業においては、「エフ博士のもの」と「怪人Xの安いもの」とが半々程度であったのが、この市原小学校ではほぼ全員の児童が「エフ博士のもの」と答えたのが印象的でした。
 知財授業(寸劇)は、単なる寸劇なのですが、児童達に何を伝えるかを考えたときに何を重要視して時間を割くかであり、なかなか奥深いものを感じるこのごろです。市原小学校はリピート校であり、帰り際に発明工作も紹介してきました。楽しい知財授業でした。


興味津々の児童達に講義を行う講師


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