知財授業報告書「大阪市立城北小学校」
関西会知財授業担当 村瀬 成康
日 時 | 令和6年2月16日(金)9:45-10:30 |
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場 所 | 大阪市立城北小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 小学知財授業(寸劇) |
対 象 | 6年生 2クラス 46名 |
講 師 | 山本 雅之、村瀬 成康 |
コメント |
今回、JRおおさか東線の城北公園通駅から徒歩約5分の沿線にあります大阪市立城北小学校を訪問させていただきました。視聴覚室をお借りして、寸劇の知財授業を実施してきました。本授業においては、司会進行役を山本弁理士が務め、補助役を村瀬弁理士が務めました。 まず、小学校の廊下に、大阪・関西万博の開催を知らせる横断幕や小旗が置かれていたことに驚かされました。地域全体での大阪・関西万博の期待感を感じることができました。 授業の開始前は若干緊張しましたが、児童たちの明るい笑顔や活気ある態度に触れ、リラックスして授業を進めることができました。授業では、発明の概要や保護の大切さについて説明しました。日常生活の中での発明品の実例を挙げ、身近なものでも発明がなされ得ることを児童たちに理解してもらえたように思われます。また、児童たちに日常の不便や問題点を提示し、それらを解決するための工夫やアイデアを考えてもらいました。講師からの質問に対して予想以上の回答があり、児童たちの柔軟な思考力に感銘を受けました。 大阪・関西万博の紹介時にはマスコット「ミャクミャク」のイントネーションで、その場が盛り上がりました。正解が分かりませんでしたが、児童たちとの楽しいやりとりが印象的でした(「ミャク(→)ミャク(→)」というイントネーションが正しいようです)。 授業の終了後も複数の児童が残り、小道具を手にしながら授業で質問したアイデアの意見を出し合っていたことが印象的でした。彼らの熱意と探求心は、知財教育の重要性を改めて示してくれたように感じます。 最後に、多くの児童が発明と、その保護の重要性を理解してくれたように思われます。知財授業を通じて、発明や知的財産に対する理解を深めた児童たちが、将来自らアイデアを創作し、守り育てる意識を持ってもらえれば嬉しいです。 |
興味津々の児童達に講義を行う講師