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「知財授業報告書」兵庫県神戸市立友が丘中学校

日  時 平成23年5月31日(火) 14:15-15:15
場  所 神戸市立友が丘中学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 3学年3クラス118名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回は、神戸市立友が丘中学校にお邪魔しました。友が丘中学校は、三ノ宮から神戸市営地下鉄で、約15分のところにある新興住宅地の中の公立中学校でした。校区には、一戸建ての住宅しかなく、さらに、コンビニも出店禁止となっており、生活環境が守られている閑静な住宅地域でした。そのため、友が丘中学校の生徒には、荒れている生徒はいず、全生徒にしっかりと授業を受けていただけました。知財授業以外にも、将来の自分の仕事について考えるため、種々の体験学習にも積極的に取り組んでいると担任の先生からお聞きしました。
 授業は、3年生の全3クラスに対して体育館で行いました。司会進行担当の大西弁理士が順調に授業を進めました。発明者のユメノ企画社長には、水田弁理士、販売店のデパートの社長には、担任の先生、侵害者のマネタ工業の社長には光明寺が担当しました。生徒達は、授業中は静かに、われわれの授業を聞いてくれました。担当の先生が、デパートの社長役で登場した時は、予想どおり、授業が盛り上がりました。授業中の生徒への質問にも、まじめに、ご回答いただけました。授業を通じて、特許制度について、少しは理解していただけたと思いました。
 授業後の質問では、弁理士になるにはどうすればよいか、特許出願の費用はいくらかかるか、出願後特許権になるまでにどれくらいかかるかといった具体的な質問があり、関心が高いことがわかりました。授業の最初に聞いたところ、弁理士を知っている生徒はいませんでしたが、この授業を通じて、弁理士、特許制度について教えることができました。この授業を実施することで、将来、知的財産を尊重する立派な大人になってもらえるきっかけになったと思いました。



興味津々の生徒達に講義を行う講師陣
(左写真左から 水田 愼一、光明寺 大道、大西 正夫 各弁理士)



近畿支部知財授業担当 光明寺 大道


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