「知財授業報告書」大阪府池田市立呉服小学校
日 時 | 平成23年4月26日(火) 10:50-11:35 |
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場 所 | 池田市立呉服小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 5学年2クラス70名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 今回、我々が訪問した呉服小学校は、全国の小学校の中でも他に類を見ないと思われる立派な音楽ホール(「音楽堂」)を有する学校で、この音楽堂を練習拠点とする吹奏楽クラブは、全国でも指折りの歴史のあるブラスバンド部です。前回私が訪問した3~4年前の頃と違い、この音楽堂は、池田市の管理下に移り、一般のクラシックコンサートに適した立派な観客席を持つホールに生まれ変わっていました。余りにも良い音楽ホールなので、小学校だけではなく、広く市民に開放するという理由からのようです。 授業では、全ての児童たちが観客席に座ったため、我々と児童たちとの間に距離が開いてしまい、最初はうまくコミュニケーションがとれないのではないかと危惧しましたが、この学年の児童たちは、すごく元気がよく、「カタシャンボトル」等の発明を考えてくれる児童や、ちょっとした実験を手伝ってくれる児童を募集すると、殆ど全員が競い合って手を挙げて応募してくれました。それも、今回の講師の一人の女性弁理士(彼らのお母さん位の年代?)に、「お姉さーん、こっち、こっち!」と、声を上げる男子児童が多く、「大阪の子は、商売人やわー」と変な関心をしました。 呉服小学校は、毎年知財授業の申し込みをしてくれる常連校であり、授業終了後の小学校側の先生方とのお話でも、「来年からも知財授業を継続して申し込む予定であるので、これからも是非知財授業を続けてほしい」との有難い要望を受けました。このような知財教育に熱心な学校についての知財授業は、何がなんでも続けなければならないと思いました。 |

興味津々の児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 小石川 由紀乃、水田 愼一、光明寺 大道 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 水田 愼一