知財授業報告書「太子町立太子西中学校」
関西会知財授業担当 立川 伸子
日 時 | 令和6年5月29日(水)13:25-14:15 |
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場 所 | 太子町立太子西中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 中学知財授業(寸劇) |
対 象 | 3年生 5クラス 152名 |
講 師 | 竹口 美穂、渥美 元幸、立川 伸子 |
コメント |
兵庫県揖保郡太子町立太子西中学校は、JR山陽本線網干駅から北に2.5kmほど行った緑豊かな場所にある学校で、校区内には聖徳太子が建立したという斑鳩寺(いかるがでら)があるなど歴史と文化に育まれた町にありました。「生徒のみんなには様々な経験をしてほしい」という担任の先生の言葉通り、これまでにもいろいろな外部授業を実施しているとのこと。今回は3年生5クラス152名に、体育館で知財授業を行いました。 知財授業「服の神」は、スーツ用ハンガーを題材にして特許制度を説明するコンテンツです。司会兼弁理士役は経験豊富な渥美弁理士、ユメノ社長役は竹口弁理士、デパートの社長役は太子西中学校の先生、マネタ社長役は立川弁理士が務めました。特許で発明を保護するとどのような利点があるのか、発明の保護と活用に弁理士がどのように関わっているのかなどを、寸劇形式で解りやすく説明していきます。このコンテンツでは両者の争いを裁判の勝ち負けではなく「お互いが協力する」という形で解決をしていること、その橋渡しに弁理士が貢献していることを、生徒の皆さんには楽しみながら理解してもらえたと思います。 寸劇の後はクイズコーナー、大阪・関西万博の紹介を行い、すべての内容がきっちり時間通りに終わりました。授業の最後には代表の生徒さんから感謝の言葉もいただき、「初めての知財授業」が皆さんの心に残れば嬉しいなと思いながら、清々しい気持ちで学校を後にしました。 |
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興味津々の生徒達に講義を行う講師
※「服の神」は株式会社日乃本錠前の登録商標です。