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知財授業報告書「神戸常盤女子高等学校」

関西会知財授業担当 桝本 啓介

日  時 令和6年6月11日(火)10:55-12:35
場  所 神戸常盤女子高等学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業(ペーパータワー)
対  象 1年生 2クラス 54名
講  師 中村 忠則、桝本 啓介
コメント  神戸常盤女子高等学校で発明工作授業(ペーパータワー)を行いました。神戸常盤女子高等学校は山陽電鉄の西代駅から徒歩10~15分ほど山手の方に向けて歩いたところにあり、閑静な住宅街の中にある学校です。
 授業は一般的な教室で行われ、ペーパータワーを制作するのに問題ない広さの場所でした。
 授業の司会進行は中村弁理士が行い、サポート役を桝本弁理士が行いました。生徒が来る前に席の配置や配布資料の設置、弁理士の説明などの板書などの準備を行い、授業が始まったら中村弁理士による弁理士や知的財産の説明が行われました。続いて日本にある有名なタワーの構造の説明と、ペーパータワー制作のルールの説明が行われました。その後、25~30分ほどで生徒たちによるタワーの制作が行われました。
 タワーは、A4用紙40枚、はさみ、テープの3点を活用して制作されました。完成したタワーの上にカップヌードルを置き、10秒間崩れずに耐えたタワーのみ高さを測定し、そのタワーの高さを競いました。1クラス目は最高で128cm、2クラス目は150cmのタワーが誕生し、かなりレベルの高い勝負となりました。どのチームも最初にしっかり話し合い方向性を決めてチャレンジができており、チームワークの重要性が分かる良いワークショップになったと思います。
 タワーの計測後は中村弁理士より大阪・関西万博についての説明があり、まとめをして授業を終えました。
 全体を通じて、発明の楽しさを知ってもらうという本授業の主目的は達せられたのではないかという印象を受けました。ぜひ今後とも、授業を通して知的財産制度の普及に貢献できたらと思います。


発想力豊かな生徒達と工作を行う講師


※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。


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