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知財授業報告書「彦根市立若葉小学校」

関西会知財授業担当 岸本 忠昭

日  時 令和6年7月16日(火)10:45-11:30
場  所 彦根市立若葉小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業(片手でもてるかな)
対  象 5年生 1クラス 31名
講  師 岸本 忠昭、冨田 光治
コメント  今回は、発明工作授業(片手でもてるかな)を彦根市立若葉小学校でおこなってきました。若葉小学校は、JR琵琶湖線の河瀬駅の近くに位置し、河瀬駅周辺の住宅開発に伴い25年ほど前に開校した学校です。
 発明工作授業では、ポップコーンを載せる紙皿とジュースを入れる紙コップとストローとを使って、片手で持てる食器を発明するというもので、5年生の31人を対象に授業をおこなってきました。工作を始める前に、進行役の冨田弁理士が紙皿及び紙コップを持ってどうすればいいのかなと問いかけると、一人の児童が元気に手をあげたので、その児童に前に出てきてやってもらいました。「片手でもてるかな」では、事前での簡単なアイデアがある程度のヒントとなり、その後の工作がスムースに流れていったと思います。
 その後の工作では、全児童が工作に集中して取り組み、出来上がるスピードも速く、10分程経過した時点で完成したものがいくつかでてきました。そこで、進行役が作品の紹介を少しずつ始め、特に工夫されている点を中心にその説明をしました。最初は、紙コップと紙皿とを単にテープでくっつけたものだったのが、お皿の形状をポップコーンが落ちにくい形状にしたもの、お皿に円弧状の切欠きを設けてくっつけたもの、お皿に二つの紙コップをくっつけたもの、ストローを紙コップの横から挿入したもの、紙コップにスリットを設けてお皿を挿入するようにしたもの(テープをつかわないもの)、紙コップに蓋を設けたものなどたくさんのアイデアがでてきました。児童の頭は本当に柔らかく、いろいろな発想が出てくるものだと感心しました。
 最後に、2025年の大阪・関西万博の紹介をして発明工作授業を終了しました。また、発明工作授業には「ペーパータワー」もありますので、来年もよろしくお願いしますといって学校を後にしました。


発想力豊かな生徒達と工作を行う講師


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