知財授業報告書「宇治市立北小倉小学校」
関西会知財授業担当 三方 英美
日 時 | 令和6年7月17日(水)10:30-11:15 |
---|---|
場 所 | 宇治市立北小倉小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業(片手でもてるかな) |
対 象 | 4年生 1クラス 30名 |
講 師 | 大濱 徹、三方 英美 |
コメント |
宇治市立北小倉小学校は、近鉄小倉駅から北西に10分程歩いたところにありました。校舎の中には、卒業記念に作製された作品が多く飾られていて、学校の歴史を感じながら、授業を行う理科室へ向かいました。 今回は、発明工作授業「片手でもてるかな」のコンテンツを、4年生に対してさせていただきました。授業が始まる前から、みんな元気いっぱいでした。 司会担当の大濱弁理士が、始めに、児童達に、弁理士について質問したところ、多くの児童の手が挙がり、驚かされました。発明ときいて思いつくことを尋ねたところ、ロボットや車といった答えが挙がりました。先に児童達に配っておいた、「はっぴょん通信」を見てもらって、身近な文房具に発明があることや、カップヌードルの模型を見せて、カップヌードルには多くの発明が含まれていることを説明しました。 次に、工作に取りかかると、みんな興味を持って、積極的に参加してくれました。児童達は、次々にアイデアを思いつき、色々な素晴らしい作品が出来上がりました。コップの上にお皿を付けると倒れやすくなるところを、お皿を支えるための柱をお皿につけたり、コップの下に台をつけたりしたものがありました。また、お皿に蓋をつけてポップコーンがこぼれないようにしたもの、コップに取手をつけて持ちやすくしたもの、コップ2つをお皿につけて安定性を付与したもの、新聞紙を星形に切って色を塗り、コップに貼って、かわいさを付与したものなど、それぞれの工夫がみられました。 まとめとして、身近なところにも発明があることを説明し、最後に、大阪・関西万博の話をして授業を終えました。 今回の発明工作授業を通して、多くの児童が発明に興味を持ち、将来、多くの発明家が誕生してくれることを期待します。 |
![]() | ![]() |
発想力豊かな生徒達と工作を行う講師