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知財授業報告書「岸和田市立消費生活センター」

関西会知財授業担当 中野 賢太

日  時 令和6年8月5日(月)13:30-15:00
場  所 opsol福祉総合センター
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業(回転台)
対  象 小学3-6年生 18名
講  師 松山 徳子、中野 賢太
コメント  岸和田市立消費生活センターの夏休み子ども向けイベントの一環で、発明工作授業「回転台」を行いました。小学3~6年生の児童計18名が参加しました。岸和田市は大阪府南部に位置する城下町で、だんじり祭りで全国的に有名です。明るく活気のある地域だけに、楽しい授業になりそうだと期待していきました。
 初めに松山徳子弁理士が生徒達に弁理士や知的財産について説明しました。携帯電話を題材に、一つの製品に色々な知的財産が有ること、知的財産は守り育てていかなくてはいけないことを説明しました。
 工作はセロテープを置く回転台を、お皿、ビー玉、工作用紙で作ろうというものです。子どもたちみんな積極的に取り組んでくれました。お皿の中に入れた、ビー玉の上から、フタ部分が滑らないようにするため、子どもたちは様々な工夫をしてくれました。フタの径をどうするかは少し難しかったようで、一回目に作ったものは、うまくいかない場合が多かったようです。
 松山徳子弁理士、中野賢太弁理士に加え、消費生活センターの担当者2名にもお手伝いいただき、子どもたちの工作の様子を見て回りました。うまくいかなかった作品を見ながら、問題点と改善点を一緒に考え、それを活かして、もっといい作品にならないか考えました。市販品に近い作品を一回で作る子もいましたし、他の子の作品を見ながら、何度も工夫をかさね、自分なりの作品を作る子もいました。工作の間には、子供たちの作品の紹介を何回か行い、工作の時間は終了しました。最後に、エジソンのクイズを全員で行い、大阪・関西万博の紹介を行いました。
 個人的な話ですが、会場(opsol福祉総合センター)は事務所からほど近く、弁理士として地元に貢献したいと思い、講師をお引き受けました。今回の知財授業が、子どもたちの刺激となり、地域活性化の一助になるなら大変嬉しいです。


発想力豊かな生徒達と工作を行う講師


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