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知財授業報告書「御所市立秋津小学校」

関西会知財授業担当 大西 正夫

日  時 令和7年1月21日(火)14:35-15:20
場  所 御所市立秋津小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 5,6年生 2クラス 23名
講  師 大西 正夫、村上 太郎
コメント  令和7年1月21日に御所市立秋津小学校において、知財特別授業「君も今日からエジソン」を実施しました。この日は5,6年生の2クラスの合計23名の児童の皆さんに1時限分(45分)の時間を頂いて授業を行いました。
 秋津小学校は、奈良盆地の南の端にあり、御所市内では市の中央部に位置しています。市内の学校ではめずらしく校区のほとんどは平地で、まわりには田園が広がる、ひと昔前の里山の雰囲気が漂う校区です。
 秋津小学校の名前のとおり、小学校周りの田畑には秋になるとたくさんのトンボが飛び交います。校章にもトンボの印章がかたどられています。
 最初に講師から「発明って知ってる?」との問いかけを行いますと、間髪を置かずに何人からか「新しいものを作ること!」という声があがりました。これは頼もしいと思った次第です。
 発明品を考えてもらうコーナーでは、いつも通り前に何人か出てきてもらって実演をしてもらいます。「サラカップル」の発明では「お皿の縁にコップを引っかける爪みたいなものを付ける」という素晴らしいアイデアが飛び出しました。また、「肩ブレラ」では傘をロープで身体に縛り付けるというアイデアも提案してくれました。
 このように秋津小学校の児童さんたちは素晴らしいアイデアをたくさん絞り出してくれました。
 F博士と怪人Xとの寸劇では、先生の怪人Xに大きな笑い声があがります。F博士の比較的高価な製品を買うか、怪人の安い製品を買うかとの最初の問いにはほとんどの児童(一緒に観て頂いた先生方も)怪人Xの製品を選びましたが、寸劇の終盤での問いには「F博士の製品を買う!」という児童ばかりになりました。
 この瞬間のために「君も今日からエジソン」をやっているような気がしました。
 発明を守るための特許権や、特許権取得のサポートをするのが弁理士であることについても説明し、授業を締めくくりました。この授業を通して、発明、特許権、弁理士についても覚えて帰っていただけたと思います。


興味津々の生徒達に授業を行う講師


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