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知財授業報告書「大阪市立城北小学校」

関西会知財授業担当 宮崎 栄二

日  時 令和7年2月7日(金)9:40-10:30
場  所 大阪市立城北小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 小学知財授業(寸劇)
対  象 6年生 2クラス 41名
講  師 宮崎 栄二、松本 千賀
コメント  今回、大阪市立城北小学校(JRおおさか東線、城北公園通駅から徒歩約5分)を訪問しました。視聴覚室をお借りして、「君も今日からエジソン」の知財授業を行いました。授業は、6年生2クラスの41名を対象に、司会進行役を松本弁理士が務め、F博士役を宮崎弁理士が担当し、怪人X役を担任の先生に演じていただきました。
 授業では、子どもたちは、明るく元気いっぱいで、松本弁理士のテンポの良い進行にあわせて積極的に手を挙げて発言してくれました。「肩ブレラ」の紹介前には、前に出てきてもらい、紐やクリップを使って傘を固定する色々なパターンを考えてくれました。この発明品の紹介では、生活の不便を解決するために新しいアイデアを考える楽しさを実感してもらいました。寸劇では、子どもたちは、担任の先生のマント姿を見て「先生かっこいい」とか、手に持った札束には「先生お金持ち」などの声も上がり、楽しく観てくれていました。また、パクリは良くないことも理解してくれたと思います。ハサミや画びょうの体験では、たくさんの子どもたちが手を挙げて体験を希望してくれました。ハサミや画びょうのような身近な物にも発明があることを見つける良い機会になりました。クイズタイムも元気に答えてくれました。カップラーメンが日本の発明であることはみんな知っていたようですが、シャープペンシルは日本人の発明ということを知り、日本の発明について興味を持つきっかけにもなったと思います。最後に2025年の大阪・関西万博の紹介をして授業を終わりました。
 授業は、子どもたちの積極的な発言、参加により、最後まで楽しくスムーズに進めることができました。授業後の休み時間にも、子どもたちは、小道具に興味を持ち、手に取って楽しんでいました。その様子からも、この授業への関心の高さを改めて知ることができました。
 今回の知財授業は、身近な発明の存在、発明を守る仕組み、弁理士という職業などについて、子どもたちに知ってもらう良い機会になったと思います。


興味津々の児童達に講義を行う講師



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