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知財授業報告書「京都市立高倉小学校PTA」

関西会知財授業担当 苗村 潤

日  時 令和7年2月8日(土)10:00-11:00
場  所 京都市立高倉小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業(片手でもてるかな)
対  象 1-6年生 33名
講  師 光明寺 大道、苗村 潤
コメント  阪急京都線・烏丸駅から徒歩約10分の場所にある京都市立高倉小学校を訪問し、発明工作授業「片手でもてるかな」を行いました。この小学校は、有名な錦市場のすぐそばにあり、人通りの多いにぎやかな通りに面しています。
 当日は珍しく雪が降り、朝にはすでに10センチほど積もっていました。そのため、一部の児童や保護者の方が参加できませんでしたが、それでも1年生から6年生までの多くの児童が集まり、一部の保護者の方も一緒に参加してくださいました。
 進行役の光明寺弁理士が、「カップヌードル」などの例を挙げながら発明について説明した後、「片手でジュースとポップコーンを持ちたい」という課題を提示し、児童たちに工作へ挑戦してもらいました。
 最初は、紙皿の上に紙コップを載せたようなシンプルな作品が多かったものの、時間が経つにつれて児童たちは自ら工夫や改良を重ねていきました。例えば、ポップコーンやジュースをより多く載せられるようにしたり、ポップコーンが落ちにくく、ジュースがこぼれにくい工夫を施したり、作品が倒れにくくなるよう改良したりと、さまざまなアイデアが生まれました。児童たちは自分の発明品づくりを楽しんでいる様子でした。
 今回は、通常の授業よりも少し長い1時間の授業でしたが、一部の児童は終了後も工作を続け、非常に熱心に取り組んでいました。
 今回の授業を通して、児童たちは自分の頭で考えて物を作ることの大変さや、それを改良・工夫することの難しさを実感するとともに、その中にある楽しさも感じてもらえたのではないかと思います。また、残念ながら参加できなかった児童にも、別の機会に発明の大変さや面白さを伝えられたらと思いました。



発想力豊かな児童達と工作を行う講師



「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。


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