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知財授業報告書「神戸常盤女子高等学校」

関西会知財授業担当 中村 忠則

日  時 令和7年5月2日(金)10:55-12:35
場  所 神戸常盤女子高等学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業(ペーパータワー)
対  象 1年生 2クラス 41名
講  師 中村 忠則、野呂 亮仁
コメント  神戸常盤女子高等学校は、山陽電鉄神戸高速線 西代駅から坂道を15分程上った閑静な住宅地にありました。1年生の21名と20名が発明工作授業(ペーパータワー)に参加してくれました。
 授業の司会進行は野呂弁理士が行い、サポート役を中村弁理士が行いました。生徒が来る前に席の配置や配布資料の設置、弁理士の説明などの板書などの準備を行い、授業が始まったら野呂弁理士によるペーパータワー作成のルールの説明が行われました。その後、25分ほどで生徒たちによるタワーの制作が行われました。
 使用する材料はA4用紙40枚、はさみと接着テープのみで、作成したペーパータワーの高さを競うルールです。1グループ4~5名の各グループに分かれた生徒達は、それぞれのアイデアを出し合いながらタワーの作成を始めました。出来上がったペーパータワーの最上部に「カップヌードル」を置いて、10秒間その状態を保持できればクリアとなります。最初は静かに工作を始めた生徒達ですが、時間がせまった最後の「あと5分」「あと30秒」「5、4、3、2、1・・終了~!」のかけ声とともに大盛り上がりでした。「デザイン賞もあります」と最初に説明したため、装飾的な要素を持つ素敵な構造のタワーを作成したグループもありました。どのチームも最初にしっかり話し合い方向性を決めてチャレンジができており、チームワークの重要性が分かる良いワークショップになったと思います。
 最後に司会の野呂弁理士が、知的財産や弁理士について丁寧に説明し、現在開催中の大阪・関西万博の紹介も行い、授業を終了しました(約10分)。今回の授業を通して、特許(発明)や意匠(デザイン)、商標(ロゴやマーク)、さらには弁理士にも興味を持っていただけたと思います。




発想力豊かな生徒達と工作を行う講師



※「カップヌードル」は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。


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