「知財授業報告書」 神戸市立西舞子小学校
日 時 | 平成20年6月13日(金) 午後1時40分~2時25分 |
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場 所 | 兵庫県神戸市立西舞子小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 6学年 84名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会 |
コメント | 神戸市立西舞子小学校は、JR舞子駅または山陽電鉄西舞子駅からバスで約10分の丘陵地にある学校です。電車の窓からは明石海峡大橋が見え(すぐ隣は明石市)、海沿いののどかな駅を降りて自動車で坂道を登っていくと、緑にかこまれた小学校がありました。同じ敷地内に舞子中学校があり、ほとんどの生徒が同中学校へ進学するそうです。ちょうど給食の時間帯ということもあって、児童達の「いただきます」のかわいい声が響いていました。 学校へ到着してまず、校長先生とお話をした後、授業の準備に取りかかりました。見知らぬ人が来ているということに興味津々なのか、廊下から覗き込んだり、お部屋を掃除してくれる生徒たちもいました(あまり箒は動いていなかったかな・・・)。 予定時間の5分前に、6年生84人が順番に入ってきました。静かに、あるいは「こんにちは」と言いながら入ってきて、先生の指示に従ってきちんと座っていきました。・・・なんだかうまく行きそうな予感・・・。授業が始まり、チャッピー君の登場に、児童達は「かわいいー!」と喜んでくれました。「お腹にバネが入ってるー。」チャッピー君の解剖(?)には、「かわいそうー!」 その後は順調に授業が進んでいきました。質問に対して手をあげて発言してくれるし、前に出てもらう人を選ぶのに困るぐらい、たくさんの児童達が積極的に参加してくれました。説明や寸劇も楽しみながら聞いてくれましたし、クイズには「えーっ?」「やったー!」とひとつひとつ反応してくれました。インスタントラーメンの発明者が日本人ということを、ほとんどの児童達が知っていたのには驚きました。 講師の弁理士3人のうち、私を含めて2人が初めてということもあって、最初はドキドキしながらの授業でしたが、とても楽しく終わることができ、充実感のある45分間でした。校長先生もほめておられましたが、子どもらしい好奇心にあふれた、素直な6年生でした。この児童達の一人でも多くが、「発明っておもしろいな」「特許って大切なんだな」「弁理士ってかっこいいな(?)」と思ってくれれば嬉しく思います。6月半ばの梅雨の中休みの一日、思いがけず強い陽射しの中、汗をふきふきの帰り道でしたが、心地よい疲労感に満たされた知財授業でした。 |

楽しく講義を進める講師陣
(写真左から 玉串幸久、立川伸子、水田愼一 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 立川 伸子