「知財授業報告書」大阪市立鶴橋小学校
日 時 | 平成19年2月8日(木) 午前10時45分~11時30分 |
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場 所 | 大阪市立鶴橋小学校 |
名 称 | 知的財産特別授業 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 第5学年1クラス35名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会 担当者/三山峻司、道坂伸一、冨田光治 |
コメント | 会場は通常授業を行う教室で対象人数も35人ということで3列に横に広がっていすに座ってもらいました。そのため、児童全員に発明品を間近で見てもらうことができました。 授業が始まる前は、児童も緊張していたのか、少しおとなしい感じを受けましたが、授業が進むにつれて、こちらからの質問にもたくさん手を挙げてくれ、また発明品を体験するところ(特にハムのパックに関する発明のところ)では、積極的に手を挙げ、前に出て来て授業によく参加してくれました。 エフ博士と怪人Xの寸劇のところでは、エフ博士の発明品と怪人Xの模倣品のどちらを買いたいかいう質問には、怪人Xの悪役ぶりが印象に残っていたのか、全員がエフ博士の発明品を買いたいという意見でした。 クイズタイムでは、児童が発明家の名前や発明品を結構知っているという印象でした。特に最後の質問時間で「まったく同じ発明を別の人が同時に特許申請した場合、特許権はどうなるのか」といった高度な質問も飛び出し、私たちも驚きました。授業が進むにつれて、児童の興味がどんどん増していくのが感じられ、全体的によい雰囲気で授業を進めることができたと思います。 授業終了後も、児童が興味深そうに発明品に触れ、発明品に関する質問をしてくれたり、クイズタイムで取り上げた発明家の名前をもう一度確認しに来てくれる児童もいたりして、発明や私たちの職業に興味を持ってくれたようでした。 また、校長先生から「児童にはゆっくりとした話し方をした方が理解が進むことや質問に対する答えはひとつではないので児童の答えを肯定してあげて進めると児童も興味が増してくること」等、知財授業の進め方について貴重なアドバイスをいただくことができ、私たちにとっても大変参考になり、また非常に有意義な授業でした。 |
児童のみなさんに熱心に講義を進める三山峻司・道坂伸一・冨田光治 各弁理士(左から)
近畿支部知財授業担当 冨田 光治