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「知財授業報告書」大阪府羽曳野市立高鷲南小学校

日  時 平成19年2月8日(木) 午前10時40分~11時25分、午前11時35分~12時20分
場  所 大阪府羽曳野市立高鷲南小学校
名  称 知的財産特別授業
内  容 君も今日からエジソン
対  象 6学年4クラス 123名(2コマに分けて)
担当部署 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会
コメント 大阪近郊、住宅地を縫うように走る入り組んだ道を抜けて、高鷲南小学校に行ってきました。今回の知財授業の場は理科室。なつかしさに気持ちが高揚したのも束の間、リハーサルの時間があまりとれず、経験者揃いながら少々焦り気味に・・・。「とりあえずテンションを上げていきましょう!」と事前に意気込んだおかげか、はたまた「よそからくる」出前授業の雰囲気のせいか、児童たちの反応は大変にぎやかなものでした。
レッサーパンダのぬいぐるみをつかった「つかみ」は、卒業を間近に控えた6年生の児童にも何とか勢いで通用したようで、まずは難関突破です。皿カップルやカタシャンボトルなどの発明体験には積極的に前に出て参加してくれました。博士と怪人Xの劇では、博士の商品を買うという児童も、怪人Xの商品を買うという児童もいましたが、最終的には博士の立場にたつ児童がほとんどでした。また、ハムのパックや押しピンの発明では、実際に現物を見て、これに触れることで、発明への興味を覚えてくれたようです。2クラスずつの「1日2公演」でしたが、配役を交代しつつ行い、終了後には何とも充実した気持ちになりました。
さて、今回の知財授業のアンケート結果を見ますと、楽しかった、面白かった、わかりやすかった、という感想に続いて、発明してみたい、弁理士のことがよくわかった、特許権のことがわかった、という感想が多くありました。まさに「先生」冥利に尽きます。授業を行う私たちは毎回同じ内容の繰り返しでも、授業を受ける児童にとっては一回きりです。常に新鮮な気持ちで接し、一人でも多くの児童の記憶に残ってくれるよう願います。



児童に熱心に説明する原田泉 戸田俊材 吉田環 各弁理士(写真左 左から)



近畿支部知財授業担当  吉田 環


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