HOME > 知財支援活動 > 知財授業 > 報告 > 「知財授業報告書」光泉中学校

「知財授業報告書」光泉中学校

日  時 平成19年3月14日(水)
午前10時45分~11時35分、午前11時45分~午後0時35分
場  所 学校法人聖パウロ学園光泉中学校
名  称 知的財産特別授業
内  容 君も今日からエジソン
対  象 第1学年79名 第2学年71名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会
コメント 滋賀県にある学校法人聖パウロ学園光泉中学校での知財授業は、校内にある聖堂で行われました。この聖堂は、普段は礼拝等に使用される施設ということで、非常に静かで厳かな雰囲気に満ちていました。自然と我々スタッフも凛とした姿勢になり、それが、生徒達にも伝わればよいな、と思いました。
今回のスタッフ4名中の3名は、いままで中学生向けの知財授業を行ったことがありませんでしたが、各スタッフが、司会者、役者、プレゼンタ、各々の役割を無難にこなしたため、授業をスムーズに進行させることができたと思います。また、司会者がエジソンのエピソードを詳細に説明するなど、小学生向けの知財授業よりも踏み込んだ内容の授業をすることができたと思います。
一方、対象者が中学生ですから、カップラーメンの中身を見たからといって、小学生のように場内がどっと沸くような事はありませんでした。しかし、その分、生徒達が真摯に聞いてくれていたように感じました。
生徒達が、グラハムベルの電話についての特許出願をめぐるエピソードに興味深そうに相槌を打ったり、「中学生でも特許を取得できるのか」といった質問をしたのは、その表れではないかと思います。これも会場の雰囲気、生徒達のまじめな態度、及びそれを受けたスタッフの熱心さによるものではないかと思います。
ところで、先生方にも、寸劇中のデパートの店員役を勤めていただいたり、質問コーナーで積極的に手を上げていただいたりと、大変お世話になりました。上述の「真摯」という言葉は、先生方の態度にもあてはまるのではないかと思います。先生方の生徒達に接する態度は、適度にフランクで適度に厳しいものであり、スタッフも勉強させていただきました。
知財授業後に、教頭先生から、「いろいろな職業があることを生徒達に紹介したかった」とのお話をうかがいました。生徒達に弁理士という職業があることを知っていただければ何よりの喜びである、と感じる次第であります。




松成靖典、水田愼一、寺内伊久郎

道坂伸一 各弁理士(左から)


具体例を示しながら熱心に授業を進める講師陣




近畿支部知財授業担当  松成  靖典


« 戻る