講師派遣報告書「京都大学 不正競争防止法」
日 時 | 平成27年6月16日(火)午前10時30分~12時 |
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場 所 | 京都大学吉田キャンパス吉田南総合館 共西32講義室 (京都市左京区吉田二本松町) |
主 催 | 京都大学 |
対象者 | 学部生 7名 |
テーマ | 不正競争防止法~不正競争・保護対象~ |
講 師 | 後 利彦 会員(登録番号15169) |
内 容 |
第9回目の講義は不正競争防止法について説明しました。最近話題となっているベネッセからの情報漏えい事件や新日鐵住金技術データ流出事件など学生さんにとって身近でニュースを賑わしている話題を最初に取り上げ興味を惹きつけた上で本題に持っていきました。 不正競争防止法は特許法等の産業財産権とは異なり登録申請をすることなく法的保護を受けられる点で大きく異なります。しかしこの法律によって保護を受けるためには一定の要件を具備しておくことが要求されます。このことを念頭に置きながら具体的な事件を数多く取り上げ条文を理解してもらえるように工夫しました。 今年は受講する学生さんが少なかったですが、その分ゼミ形式で講義を行うことで集中して取り組んでもらえるとともに質問も積極的にして頂き、理解が深まったのではないかと思いました。 |
以上
(執筆者:後 利彦)