講師派遣報告書 第11回 京都大学「知的財産論講義」
日 時 | 平成22年7月6日(火曜日)10時30分~12時00分 |
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主 催 | 京都大学 |
場 所 | 京都大学 吉田キャンパス |
内 容 | 京都大学 知的財産論講義「知的財産権侵害訴訟」 |
講 師 | 日本弁理士会近畿支部会員 三山 峻司 |
受講生 | 約30名 |
概要・コメント | 松坂教授の講師紹介により定刻どおり授業を開始しました。授業途中で2、3名の学生が入室してきましたが、全員で30名前後の学生の参加がありました。 なお、事前に授業準備室へ立ち寄り、当日のレジュメとプロジェクター使用のための鍵をもらって教室に向かいましたが、準備室でおききした場所が正確でなかった為に迷いましたが、相当早く到着していましたので余裕をもって対応できました。 学年も学部も異なる学生が対象でしたので、90分という極めて短い時間の中で知的財産権侵害訴訟、特に特許権侵害訴訟の大きな枠組みを理解してもらうと同時に興味をもってもらう具体的な事例を組み合わせて授業を行いました。 時間的にはタイトでしたが、これまでの各授業の内容を踏まえた復習的な面と現実の訴訟の組み立てと流れの要点(対世的な特許庁ルートと対人的な侵害ルートのちがい。文言侵害と均等侵害など)を説明できたと思います。ただ、間接侵害や損害賠償などについては時間が不足したと感じます。 学生は総じて真面目に聴いてくれていました。しかし、やはり、具体例には興味深く耳を傾けてくれたように感じました。ただ、一般的な学生の傾向なのでしょうが、前の方に座る余裕があるにも拘らず、後の方に座る学生が多く、単発の授業でなければ、もう少し前へ前へ座ってもらい学生に質問をなげかける等して、もう少し双方向的な形で授業が進行できればと感じました。 授業終了後に学生が一人質問に来ました。 |