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講師派遣報告書 関西学院大学「心理学科対象特許関連セミナー」

日  時 平成22年2月12日(金曜日) 午後3時~4時30分
場  所 関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパス
名  称 「心理学科対象特許関連セミナー」
内 容 「第一部 大学での研究活動における知財の留意点」
「第二部 心理関連特許の最新情報」
大学院文学研究科総合心理科学専攻の教員,大学院生が対象ということで、第一部ではまず、知財の中で特に特許制度の基本的な概説(特許法の目的,発明とは,特許要件,特許までの流れ,特許権の効力等)を行いました。なかでも大学研究や心理学研究で特有の問題点についてはスポットを当てて紹介しました(自然法則該当性,新規性喪失事由,新規性喪失の例外適用要件,大学と企業の共同出願の問題点)。第二部では、心理関係の最新特許ということでしたので、序論として心理関係の分類法,IPDLによる心理関係の特許の調査方法について説明した後、心理状態測定装置,運転環境関連,テキストマイニング,錯視・錯覚などお招き頂いた教授の研究に関連あるテーマに関する最近の特許公開公報の内容を紹介しました。
対  象 関西学院大学大学院文学研究科総合心理科学専攻 教員8名、大学院生9名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財立国サポート委員会
コメント 依頼書を拝見したとき、特許における心理関係分野!?ということで、多少面食らいましたが、お招きいただいた教授や担当者様との意思疎通を図り、その意図を確認させていただいたことで、なんとか実りのある講義になったと思います。講義後の質問も多く、特許制度に強い関心を持たれていることを知り、幅広い分野において特許制度が浸透しようとしていることを感じました。
 


講義風景  (C) 2010 S. Nakagawa
 

近畿支部知財立国サポート委員会 委員 中川信治



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