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知財ふれあい フェスティバル(講演会の部)
『人工知能最前線 ~AIの今を知り、未来を探る~』


日本弁理士会近畿支部では、知的財産権制度及び弁理士制度の啓発、普及を目的として、毎年7月1日の「弁理士の日」を記念して、知的財産権に関する各種行事を開催しております。
※明治32年(1899)、弁理士法の前身である「特許代理業者登録規則」が施行されました。その施行日を記念し、7月1日を「弁理士の日」に制定しました。





知財ふれあいフェスティバル(講演会の部)概要




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テーマ:人工知能最前線 ~AIの今を知り、未来を探る~
日  時 平成29年7月1日(土)
   13:00~17:00(開場12:00)

※事前申込制
会  場 松下IMPホール(大阪市中央区城見1-3-7)
プログラム

12:00~開場
13:00~13:05開会の辞
<第1部 基調講演>
13:05~14:05基調講演「人工知能の発展と展望」
<第2部 一般講演>
14:05~14:55一般講演Ⅰ「人工知能関連ビジネスの法的実務の課題と対応の方向性について」
14:55~15:05休憩
15:05~16:05一般講演Ⅱ「人工知能とユーザ、聴衆のコラボによる楽曲生成」+「人工知能による楽曲生成のデモンストレーション」
16:05~16:55一般講演Ⅲ「人工知能の製品化事例の紹介」
内  容 第1部 基調講演

【基調講演】 13:05~14:05


「人工知能の発展と展望」

講演者:麻生 英樹 氏(国立研究開発法人 産業技術総合研究所人工知能研究センター 副研究センター長)

人工知能の研究は、コンピュータが生まれた1950年代から、人間の知的能力のコンピュータ化と人間の知能の解明とを主な目的として続けられてきました。
そこでの大きな課題の一つは、どのようにしてコンピュータに知識を持たせるか、でしたが、インターネット上に蓄積された大規模なデータからコンピュータ自身に知識を学習・獲得させることが可能になったことで、様々な分野で活用されるようになり、今後の社会の重要な情報処理基盤となることが期待されています。この講演では、そうした人工知能技術の発展の過程を踏まえながら、その現状と今後の進展を展望します。また、人工知能技術の社会実装に向けた課題と、それに向けた政府の取組みも紹介します。

 



第2部 一般講演

【一般講演Ⅰ】 14:05~14:55


「人工知能関連ビジネスの法的実務の課題と対応の方向性について」

講演者:牧野 和夫 氏(芝綜合法律事務所 弁護士・弁理士)

これまで、法律実務家・研究者として、知的財産分野を中心に、IoTを含む人工知能ビジネスにおける法律問題の全般について検討してきました。とりわけ、IoT/AI技術を利用して事業を進めるにあたって産業界が直面する新たな法律上のリスクや問題点(損害賠償、瑕疵担保責任、製造物責任、契約上の責任、ビッグデータや知的財産の帰属)を網羅的に説明した上で、つぎに、ビッグデータ自体の法的保護(経産省が推進するルール作り)、AIが創作した知的財産の保護・帰属、賢くなったAIの知的財産の保護・帰属、さらには3Dプリンターの知的財産問題についての検討結果をご紹介し、現時点における実務上の対応や、今後の制度設計の在り方などについてお話しをさせていただく予定です。

 



【一般講演Ⅱ】15:05~16:05


「人工知能とユーザ、聴衆のコラボによる楽曲生成」+「人工知能による楽曲生成のデモンストレーション」

講演者:沼尾 正行 氏(大阪大学 産業科学研究所 教授)

人工知能技術が長足の進歩を遂げる中で、そのフロンティアと考えられるのは、人の感情の扱いと小説や音楽などの創造行為です。人工知能による小説の著作や Google による自動作曲が話題になっていますが、創作の種は人が仕込んできました。その自動化には、創作物を受容した人の反応、すなわち、感情を測定することが必要です。さらに、新たな創造物に対する人の反応を予測しなければなりません。これらを行うため、音楽を対象とした感情の測定技術と予測技術、それらをベースにした自動作曲について論じます。フォークデュオ・ワライナキやMIDI/音声処理開発のプロ企業とのコラボについても、デモを交えて紹介します。

 

【一般講演Ⅲ】16:05~16:55


「人工知能関連プロダクトの動向とビジネス領域における最新事例」

講演者:藤田 肇 氏(株式会社FRONTEO 弁理士)

本講演では、人工知能・機械学習に関連する技術の背景と、弊社が独自開発した先進の人工知能エンジン「KIBIT」を紹介し、これらを多様なビジネス領域に活用した最新の応用事例を紹介します。具体的には、国際法務・知的財産の分野(ディスカバリ支援・特許調査)における人工知能の応用事例に焦点を当て、ビッグデータ時代の新たな課題と次世代のソリューションを紹介します。また、ヘルスケアを中心に他の領域における応用事例を説明し、人工知能プロダクト・サービスが支える未来の社会を俯瞰します。

 






参加費 無料
定  員 700名
申込方法 以下のいずれかの方法でお申し込みください。

●インターネットでお申し込み 終了しました。沢山のご参加ありがとうございます。


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会  場 松下IMPホール
大阪市中央区城見1-3-7



JR 環状線、JR 東西線「京橋駅」より
西口改札を出て大阪城京橋プロムナードを通り抜けます。
徒歩5 分
京阪本線「京橋駅」より
片町口改札を出て大阪城京橋プロムナードを通り抜けます。
徒歩5分
地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」より
改札を出て4番出口 徒歩1 分
主  催 日本弁理士会近畿支部
後  援 近畿経済産業局、中小機構 近畿、大阪市教育委員会、一般社団法人滋賀県発明協会、
一般社団法人京都発明協会、一般社団法人大阪発明協会、一般社団法人兵庫県発明協会、
一般社団法人奈良県発明協会、一般社団法人和歌山県発明協会、
一般社団法人日本知的財産協会
お問い合せ先 〒530-0001 大阪市北区梅田3-3-20 明治安田生命大阪梅田ビル25階
日本弁理士会近畿支部
TEL : 06-6453-8200

※当日は隣接会場(ツイン21アトリウム)において、サイエンスショーや発明工作室で行うイベントを同時開催します。詳細については→こちら

※日本弁理士会関西会が行う講演会・セミナー等の案内を希望される場合は→こちら
※日本弁理士会関西会が行う講演会・セミナー等の案内を今後ご希望されない場合は→こちら
※会場内は飲食禁止です。



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